D・W・Wの暗黒ブログ伝説
暗黒!ロロナのアトリエ、解説
随分時間が経ちましたが、解説してみます。
以前完結させた長編二次創作、暗黒!ロロナのアトリエの解説です。
はい、というわけで軽く解説してみます。
ロロナのアトリエはPS3でアトリエシリーズが再起するきっかけを作った名作で、次世代機のパワーを生かしたシステムや、とてもクオリティが高いキャラ絵(ただし3Dモデリングはかなり雑。 この雑な部分が、新ロロナで改善されました)、一新された世界観、やり込みがいのある仕組みで、好評を博しました。
何よりこのシリーズに登場したステルクさんはキラーキャラとして人気があり、なんと無双シリーズにまで出張出演しています。
アトリエシリーズの二次創作は、ロロナのアトリエで三作品目と言う事もあり。
以前のザールブルグシリーズを扱った暗黒!マリーのアトリエや暗黒!エリーのアトリエとは、敢えて幾つかの差異を設けています。
・世界観の考察
牧歌的な下町的な雰囲気がある原作なのですが、よく見ると雰囲気で隠されたダークな設定がてんこ盛りになっている事を鑑みて(オルトガラクセンを見ても分かりますが、人類はどう見ても一度壊滅して文明も消滅しています)、周囲は大きく変更しています。
原作でも、周囲の大人に振り回されて酷い目にあっているロロナさんですが。
この作品では、国家がらみで周囲の大人達が動いており、なお過酷な運命に巻き込まれていくことになります。
原作の雰囲気を取り払い、設定を再度確認するとこうなる。
そう考えていただいてもよろしいかと思います。
この部分は、前二作とあまり変更はありません。
・主人公について
この点が一番大きな違いです。
今までの暗黒!アトリエシリーズは、そもそもタイトルに暗黒とつけているように、大幅にキャラクターにもてこ入れをしていて。主人公も例外ではありませんでした。
これに対して、ロロナのアトリエでは、主人公のキャラクターのみは敢えて原作とあまり変えていません。
元々原作でもロロナさんはかなり戦闘力が高い主人公なのですが(※アトリエシリーズには、地力で魔法を使えるタイプとそうで無いタイプの主人公がいて、ロロナさんは前者です。 前者には他にもエスカ&ロジーのエスカさんや、最新作のソフィーさんなどがいます。 いずれもかなりの強者です)、この暗黒!ロロナのアトリエでは先ほども解説したように、敢えて主人公のキャラクターはそのままです。
これは、運命にあらがって貰いたかったからです。
原作でも、訳が分からないうちに訳が分からない国家プロジェクトに叩き込まれたロロナさんですが(雰囲気でかなり誤魔化されていますが、大臣クラスが妨害に出てきたりしていて、正直洒落にならない状況)、この作品では更に過酷な設定を用意。
ロロナさんが用意された地獄に立ち向かっていく姿を書いています。
それに併せて、無二の親友であるクーデリアさんもある程度設定が過酷になっており。二人の友情が、過酷な運命に立ち向かう原動力になります。
友情の域を超えてる?しりません。
・アーランド人は強い
これは原作をやっていただければ一目瞭然です。
街から一日の所にドラゴンが三匹も住んでるダンジョンがあるのに、平然としている皆様方。
ドラゴンに不意を打たれても怪我で済むステルクさん。
これら原作であまりにも凄まじい強さを誇るアーランド人の強さを、拙作では忠実に再現しております。
その結果えらいことになっていますが、まあそれは原作ののんびりした雰囲気を取り払うとこうなると思っていただければ分かり易いかと思います。
・三部作の第一作
原作でもそうなのですが、今回の暗黒!アーランドシリーズは、三部作を想定して、最初から大規模なギミックを擁しています。
圧倒的な力を誇る最凶の敵組織。主人公達があらがうには錬金術師である事が望ましい。故に敵の首魁は最低最悪の思想に染まった錬金術師達、一なる五人。
これに関しては、敢えて国家的な存在では無く、バケモノ的な存在として書いています。これについては、前二作と差異を設けるためです。
彼らが繰り出す無数の悪夢。
そもそも過酷な、辺境の環境。
いにしえの人類が犯した罪。
それらとの対決こそが、三部作を通しての屋台骨としてはふさわしい。そう考えて、様々なギミックを構築しました。
・過去作との違い
以上などを盛り込み。過去作とは違い。そしてアトリエシリーズの二次創作として、原作を知っている人でも楽しめる。
それらを重視して、暗黒!ロロナのアトリエは構成しています。
そして、この作品を読んで、アーランドシリーズをプレイしていただければなお嬉しい。
二次創作書きとしては、冥利に尽きます。
・最後に
色々書きましたが、なんだかんだ言ってとても好きな作品であるロロナのアトリエ。
原作の旨みを最大限に生かしつつ、自分らしく二次創作にすると、こうなる。そして、読者もできれば楽しんでいただければなお嬉しい。
そして何より、商業出版では無いネット創作。
だからこそ、商業出版では出来ない事を、ガンガン取り入れていきたい。
そうして出来上がったのが、この作品です。
現在では色々な意味で自分にとっても大事な作品となった暗黒!ロロナのアトリエ。
今後も、自分にとっても。読んでいただいた方にも。楽しんでいける作品を書いていきたいものですね。
以前完結させた長編二次創作、暗黒!ロロナのアトリエの解説です。
はい、というわけで軽く解説してみます。
ロロナのアトリエはPS3でアトリエシリーズが再起するきっかけを作った名作で、次世代機のパワーを生かしたシステムや、とてもクオリティが高いキャラ絵(ただし3Dモデリングはかなり雑。 この雑な部分が、新ロロナで改善されました)、一新された世界観、やり込みがいのある仕組みで、好評を博しました。
何よりこのシリーズに登場したステルクさんはキラーキャラとして人気があり、なんと無双シリーズにまで出張出演しています。
アトリエシリーズの二次創作は、ロロナのアトリエで三作品目と言う事もあり。
以前のザールブルグシリーズを扱った暗黒!マリーのアトリエや暗黒!エリーのアトリエとは、敢えて幾つかの差異を設けています。
・世界観の考察
牧歌的な下町的な雰囲気がある原作なのですが、よく見ると雰囲気で隠されたダークな設定がてんこ盛りになっている事を鑑みて(オルトガラクセンを見ても分かりますが、人類はどう見ても一度壊滅して文明も消滅しています)、周囲は大きく変更しています。
原作でも、周囲の大人に振り回されて酷い目にあっているロロナさんですが。
この作品では、国家がらみで周囲の大人達が動いており、なお過酷な運命に巻き込まれていくことになります。
原作の雰囲気を取り払い、設定を再度確認するとこうなる。
そう考えていただいてもよろしいかと思います。
この部分は、前二作とあまり変更はありません。
・主人公について
この点が一番大きな違いです。
今までの暗黒!アトリエシリーズは、そもそもタイトルに暗黒とつけているように、大幅にキャラクターにもてこ入れをしていて。主人公も例外ではありませんでした。
これに対して、ロロナのアトリエでは、主人公のキャラクターのみは敢えて原作とあまり変えていません。
元々原作でもロロナさんはかなり戦闘力が高い主人公なのですが(※アトリエシリーズには、地力で魔法を使えるタイプとそうで無いタイプの主人公がいて、ロロナさんは前者です。 前者には他にもエスカ&ロジーのエスカさんや、最新作のソフィーさんなどがいます。 いずれもかなりの強者です)、この暗黒!ロロナのアトリエでは先ほども解説したように、敢えて主人公のキャラクターはそのままです。
これは、運命にあらがって貰いたかったからです。
原作でも、訳が分からないうちに訳が分からない国家プロジェクトに叩き込まれたロロナさんですが(雰囲気でかなり誤魔化されていますが、大臣クラスが妨害に出てきたりしていて、正直洒落にならない状況)、この作品では更に過酷な設定を用意。
ロロナさんが用意された地獄に立ち向かっていく姿を書いています。
それに併せて、無二の親友であるクーデリアさんもある程度設定が過酷になっており。二人の友情が、過酷な運命に立ち向かう原動力になります。
友情の域を超えてる?しりません。
・アーランド人は強い
これは原作をやっていただければ一目瞭然です。
街から一日の所にドラゴンが三匹も住んでるダンジョンがあるのに、平然としている皆様方。
ドラゴンに不意を打たれても怪我で済むステルクさん。
これら原作であまりにも凄まじい強さを誇るアーランド人の強さを、拙作では忠実に再現しております。
その結果えらいことになっていますが、まあそれは原作ののんびりした雰囲気を取り払うとこうなると思っていただければ分かり易いかと思います。
・三部作の第一作
原作でもそうなのですが、今回の暗黒!アーランドシリーズは、三部作を想定して、最初から大規模なギミックを擁しています。
圧倒的な力を誇る最凶の敵組織。主人公達があらがうには錬金術師である事が望ましい。故に敵の首魁は最低最悪の思想に染まった錬金術師達、一なる五人。
これに関しては、敢えて国家的な存在では無く、バケモノ的な存在として書いています。これについては、前二作と差異を設けるためです。
彼らが繰り出す無数の悪夢。
そもそも過酷な、辺境の環境。
いにしえの人類が犯した罪。
それらとの対決こそが、三部作を通しての屋台骨としてはふさわしい。そう考えて、様々なギミックを構築しました。
・過去作との違い
以上などを盛り込み。過去作とは違い。そしてアトリエシリーズの二次創作として、原作を知っている人でも楽しめる。
それらを重視して、暗黒!ロロナのアトリエは構成しています。
そして、この作品を読んで、アーランドシリーズをプレイしていただければなお嬉しい。
二次創作書きとしては、冥利に尽きます。
・最後に
色々書きましたが、なんだかんだ言ってとても好きな作品であるロロナのアトリエ。
原作の旨みを最大限に生かしつつ、自分らしく二次創作にすると、こうなる。そして、読者もできれば楽しんでいただければなお嬉しい。
そして何より、商業出版では無いネット創作。
だからこそ、商業出版では出来ない事を、ガンガン取り入れていきたい。
そうして出来上がったのが、この作品です。
現在では色々な意味で自分にとっても大事な作品となった暗黒!ロロナのアトリエ。
今後も、自分にとっても。読んでいただいた方にも。楽しんでいける作品を書いていきたいものですね。
by dwwyakata
| 2016-07-14 12:17
| 暗黒後書伝説!
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